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プロレタリア文学を代表する作家、
小林多喜二の『蟹工船(かにこうせん)・党生活者』(新潮文庫)が、
ワーキングプア問題と絡んで異例の売れ行きを示しているそうです。



高橋源一郎さんと雨宮処凛さんの対談において、
「現代日本で多くの若者たちの置かれている状況が
『蟹工船』の世界に通じている」と触れられており、
それを読んだ元フリーターのBOOK EXPRSSディラ上野店の
書店員が店頭で「この現状、もしや……『蟹工船』じゃないか?」と
書いたPOPをつけて山積みにしたところバカ売れ。

それの動きをみた新潮社も「若い労働者からの圧倒的な支持!」と
書いたポップを全国書店に提供、ブームが全国に広がったそうです。


蟹工船に描かれる世界に
抜けようにも抜けることが出来ないフリーターや、
会社に安い労働力で利用されている派遣労働者が
共感を抱いて買っていると言われています。

蟹工船では缶詰を加工する船の労働者たちが、
過酷な労働条件に怒ってストライキで立ち上がるです。

今の若者たちはなかなか団結することないですが、
この物語のように決起する姿にあこがれているのかもしれません。


ちなみに小林多喜二は、特高に逮捕され、転向を拒否したため、
拷問でその日のうちに虐殺され、29歳と4カ月という短い生涯を終えています。
中学生ぐらいの時の歴史の便覧か何かで、
その拷問を受けた死体を見た覚えがあります。



昨年あたりにデスノートで知られる小畑健さんが表紙を描いた
新装版『人間失格』がバカ売れするなど、
いろいろな仕掛け方で若い世代に日本の文学作品が
ブームを起こしたりしています。



どんなきっかけであれ若い世代が日本の名作を読むことは良いことです。
名作は物事を考えるきっかけになります。


恋空とかケータイ小説読んで泣いている人を見ると激しく引きますが、
「蟹工船」とか「人間失格」読んでる若者はなかなかカッコイイと思います。
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