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テルマエロマエ Thermae romae


ヤマザキマリが、コミックビーム(エンターブレイン)に不定期連載している
タイムスリップ風呂漫画「テルマエ・ロマエ」がかなり面白いです。

テルマエロマエ」のコミックス単行本の表紙には
ルーブル美術館などに置かれている
ローマの彫刻風の全裸の男が
肩に赤い手ぬぐいを掛け、右手に木桶をもっている、
なんとも真面目なんだかふざけてるんだか分からない絵が
描かれています。

そしてテルマエロマエのコミックスの帯には

古代ローマの男、現代日本の風呂へタイムスリップ!!
そこで目にした日本の風呂文化に驚愕した彼は…!?


と書かれています。

裏表紙の帯には

古代ローマの設計技師(風呂限定)ルシウス。
仕事熱心な彼は浴槽のアイディアについて悩みまくり、
そのあげく現代日本の銭湯にワープ!?
彼は日本と古代ローマ(風呂限定)を往来できる
体質になってしまったのだ!!
好漢ルシウスの時空を越えた大冒険(風呂限定)が始まった!!


と書かれています。

本来漫画の中身を解説してくれる帯ですが、
テルマエロマエの場合はよけいに何の話だかわからなくなりますw


ちなみにタイトルであるテルマエ・ロマエ「THERMAE ROMAE」はラテン語で
古代ローマに存在した公共浴場のことです。


漫画『テルマエ・ロマエ』は古代ローマの浴場設計技師のルシウスが、
風呂のお湯を通して現代日本の風呂へタイムスリップしてしまう物語です。
ドラえもんでのび太の机の引き出しからタイムスリップするように、
お湯に潜ることでルシウスは古代ローマから現代の日本の
どこかのお風呂にタイムスリップします。

ルシウスはエピソード毎に公衆浴場、家庭の浴場、露天風呂、湯治場と
設計にゆきづまり、そのたびに現代日本のふさわしい場所へと
タイムスリップします。そしてその現代日本の風呂からアイディアを得て、
それを古代ローマで再現してそのピンチを切り抜けます。

ある意味風呂という快楽を突き詰めたのは
長い人類の歴史上古代ローマ人と現代の日本人であり、
この共通項に著者のヤマザキマリさんは目をつけて
この素晴らしくアホなストーリーを生み出したのです。

風呂設計師ルシウスは本当に真面目な男で、
設計のアイディアに行き詰まり悩みに悩みます。
まさにローマの彫刻のようなガタイの良い男なのですが、
いつも悩んで暗い顔をしています。

そんなローマ彫刻のような大男がタイムスリップして
浅草の銭湯のお湯の中から突然登場しますw

そして銭湯の富士山の絵に驚き、フルーツ牛乳の味に感動し、
そのローマ文化より遥かに発達した平たい顔族(注:日本人のことです)の
文化に圧倒され、敗北感を感じながらも、その真面目な性格を発揮し
風呂文化を少しでも吸収して、古代ローマで再現をしてみせます。

ルシウスは現代日本の銭湯、露天風呂、家庭の風呂、
風呂メーカーのショールームといろいろな場所に飛ばされます。
ルシウス本人は未来に来ているという意識はなく、
どこかの同時代の進んだ文明を持つ国に飛ばされていると
考えているようです。

世界一と思っていたローマよりも進んだ平たい顔族の
風呂文化に敗北感・劣等感を抱き、
その文化をそのまま真似していることに罪悪感を感じながらも
ルシウスはこれまでにない発送の風呂を作る建築家として評判になり、
ついには皇帝ハドリアヌスにも気に入られる存在になるのです。

そしてテルマエロマエは単巻モノかと思いきや、
なんと続きがあるようですw
このキワモノの風呂ネタでどこまで話が続くのでしょうか。
でも男性を好む趣味のあった皇帝ハドリアヌスとの
今後の関係も気になるところです。


ちなみにテルマエ・ロマエの著者のヤマザキマリさんはイタリア在住の女性漫画家。
10年以上イタリアのフィレンツェで油絵を学んだ本格派です。
フィレンツェでの生活が貧困を極め、そこで漫画を書き始めたそうです。
同居するイタリアの家族の壮絶ぶりをギャグにして綴った
エッセー漫画「モーレツ!イタリア家族」などの漫画があります。





ヤマザキマリさん本人のブログ
テルマエ・ロマエに通じる
ほのかな可笑しさのある文章を書く方ですね。

ヤマザキマリ・Somos em Portugal


ルシウスが大真面目だからこそ、ほのかに面白いテルマエロマエ。
時空を越えたSF漫画(風呂限定)はちょっと変わった漫画が読みたい人には
読んでもらいたいおすすめコミックです。
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