流行りモノ、トレンドのたまごをいち早く取り上げ、まろやかに解説します。

トレンドラインTOP > スポンサー広告 >虫と歌 市川春子作品集トレンドラインTOP > おすすめコミック >虫と歌 市川春子作品集
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
虫と歌 市川春子作品集


月刊アフタヌーン(講談社)で掲載される度に話題を呼んでいた
新鋭作家、市川春子の初めての短編集である
「虫と歌 市川春子作品集」。

11月20日に講談社より発売された「虫と歌 市川春子作品集」には
2006年に「アフタヌーン四季賞2006年」で夏の四季大賞を受賞した
「虫と歌」を含めた4つの短編を収録しています。

【収録短編作品紹介】
・僕の妹は、僕の指から産まれた。妹への感情は兄妹愛のそれを超え、
 「ひとつになりたい」と願う。(『星の恋人』)
・飛行機墜落事故で生存した大輪未来と天野すみれ。
 助け合う二人に、意外な形で別れの時は来る。(『ヴァイオライト』)
・肩を壊した高校球児の雪輝。日々""成長""を続けるヒナとの出会いで、
 彼が見つけたものは――。(『日下兄妹』)
・3人の兄妹が暮らす家に夜の闖入者、それは虫であり弟であった。
 共同生活を始めた彼と兄妹たちの距離は縮まりーー。(『虫と歌』)

アフターヌーンに掲載された作品全編に加筆修正を施し、
10ページにわたる描き下ろし「ひみつ」を収録。
ヴァイオライトは特に大幅に加筆修正されているようです。
アフタヌーン版の方が分かりやすくて良かったなんて声もあります。

「虫と歌 市川春子作品集」の単行本の装丁は、
現役のグラフィック・デザイナーでもある市川自身が手がけた
特殊加工が施されたこだわりのある仕上がりになっています。

私は全く市川春子さんのことも、「虫と歌」をはじめとする
短編も知りませんでした。

書店の店頭で「虫と歌 市川春子作品集」を見かけて
そのジャケットの雰囲気に引かれて手に取り購入しました。

私は「虫と歌 市川春子作品集」はノーマークでしたが、
先日発表されたマンガ大賞2010のノミネート作品10タイトルの中に
「虫と歌 市川春子作品集」が入っていますので、
「虫と歌 市川春子作品集」は知る人ぞ知る話題作だったようです。
ヴィレッジヴァンガードとかでもパワープッシュしているのを
最近良く見かけます。

「虫と歌 市川春子作品集」を読んだ感想ですが、
絵の雰囲気とか、喪失感のあるどこか切ない物語は
結構好きなのですが、
話しがちょっとわかりづらい。

それはあまりに説明不足なのと
画力が足りないのが原因なのでしょうか?
途中で話が良く分からずに
前のページに戻って 読み返したりする必要があり
意識が途切れてしまって集中出来無い部分がありました。

個人的には漫画は純粋なエンタテイメントだと思っているので
読者に高い読解力や解釈を強要する、自分本位の芸術的な
作品はあまり好きではありません。
雰囲気優先のおしゃれ漫画を読んでいると
「それっぽい雰囲気出してるだけで、
 自分でも良く分かってないんじゃねーの?」
なんて事も思ってしまう偏狭な人間ですw

ただその表現力不足を差し引いても
市川春子の描く世界にはどこか
強く気持が通じる部分がありました。
その切なくも温かい人と異型のものたちとの
繋がりを世界観は心にぐっと来るものがある。

市川春子さんは「虫と歌 市川春子作品集」 が
初の単行本ということなので
今後表現力がさらに洗練されることを期待します。

「虫と歌 市川春子作品集」では特に「ヴァイオライト」に関しては
未だに話の結末が良く理解できていません。
ていうか全体的に何が言いたいのかも良くわかりません。
私の頭が悪いせいかもしれませんが、
頭の悪い人でも分かる漫画を書いて欲しいです。

個人的には「日下兄妹」がすごい好きです。
あの物語に出てくるヒナはいじらしくてかわいい。

市川春子さんの「虫と歌 市川春子作品集」は
残念ながら誰が読んでも面白いというような
一般ウケするような作品ではありません。
アマゾンなどのレビューサイトでも
結構評価が分かれています。
とりあえず表紙の雰囲気でピンと来た人は
一度読んでみる価値はあると思います。

いろいろ市川春子さんのことを調べようと思いましたが、
あまりネット上には情報がありません。

agarという市川春子さんの個人サイトらしきものがありまいたが、
今は何も中身のないサイトになっています。
以前は一部作品が見れたようですが。


ユリイカ2010年2月号に市川春子さんの
インタビューが掲載されている模様。


ユリイカ2010年2月号


あと「虫と歌」には掲載されていませんが、
「パンドラ」という短編を月刊アフタヌーン2010年1月号に
掲載しております。



市川春子さんの作品は高野文子さんの作品との
類似点が色々なところで指摘されています。
高野文子さんのファンの中にはパクリととらえて
非難している人もいるようです。
確かに表現方法とか絵柄は結構似ている気がします。
市川春子さんが高野文子さんのアシスタントだった
なんて事実は全くありませんが、まさにそんな感じ。

何らかの影響を受けているのかもしれませんが、
ただ絵をまんまトレースしたりしているわけでもないし、
特に問題ないレベルかなぁと思います。
高野文子さんい影響を受けていると思われる
漫画家さんなんて沢山いますしね。
これを機会に高野文子さんの作品を読む人が
出ればそれはそれで良いと思います。

黄色い本 高野文子



賛否両論はあるようですが
「虫と歌 市川春子作品集」は
漫画好きなら一度手に取って読んでみるべき一冊です。


虫と歌 市川春子作品集
http://kc.kodansha.co.jp/product/top.php/1234607983

マンガ大賞2010ノミネート作品
http://www.mangataisho.com/index.html

市川春子 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%B7%9D%E6%98%A5%E5%AD%90

市川春子 サイト
http://ptpt.x0.to/pp/
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
ブログパーツ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。