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これからの「正義」の話をしよう


君は路面電車の運転手で、時速100kmの猛スピードで走っている。
君は行く手に5人の労働者がいることに気付いて、
電車を止めようとするが、ブレーキが効かない。
君は絶望する。このまま進んで5人の労働者に突っ込めば、
5人とも死んでしまうからだ。

ここでは、それは確実なことだと仮定しよう。
君は、何もできないと諦めかける。

が、その時、脇にそれる線路、『待避線』があることに気づく。
しかしそこにも、働いている人が一人いる。
ブレーキは効かないがハンドルは効くので、
ハンドルを切ってわきの線路に入れば、
1人は殺してしまうけれども、5人は助けることができる。

ここで最初の質問だ。 正しい行いはどちらか?



こんな刺激的な内容を扱うハーバード大学の大人気の授業がある。
この授業は政治哲学のマイケル・サンデル教授の授業「Justice(正義)」。

創立から400年近いハーバード大学の歴史の中で、最も多くの履修学生数を記録した
超人気授業が、毎回参加者が1,000人を超えるあまりの人気ぶりから
ハーバード大学での授業の非公開という原則を覆し公開に踏み切られました。

現在このマイケル・サンデル教授の授業「Justice(正義)」が
NHK教育テレビ『ハーバード白熱教室』にて放送中です。
(2010年4月4日~6月20日、毎週日曜18:00~19:00、全12回)。

そしてマイケル・サンデル教授の授業「Justice(正義)」が書籍化されたのが
”これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学”です。


さて、上の路面電車の件は非常に難しい問題をはらんでいます。
5人の命を救うために1人の命を奪って良いのか?

ただやはり5人の命を奪ってしまうより1人の命のほうが
あとの精神的負担は少ない気もする…。

実際学生の多くも5人を助けられるなら1人を犠牲にしてもしょうがないという
意見が多く見られたようです。

そこでマイケル・サンデル教授は次の質問をします。


今度はキミは路面電車の運転手ではなく、傍観者だ。
電車の線路のかかる橋にいて見下ろしていると電車の来るのが見えた。
線路の先には5人の労働者がいる。ブレーキは効かない。
このままだと電車は猛スピードで5人に突っ込み、5人は死ぬ。
今回はキミは運転手ではない。

『なんにもできない』と諦めかけたとき、
自分の隣に橋から身を乗り出している
ものすごく太った一人の男がいることに気づく。

もしキミがこの太った男を突き落とせば、
彼は橋から走ってくる電車の前に落ちる。
彼は死ぬが5人を助けることができる。

さて、『彼を橋から突き落とす』という人は?手を挙げて。



1つ目のケースでは
『1人を犠牲にしても、5人を助けたほうがいい』
という意見が大半だったのに今回は殆ど手が上がりません。

1つ目のケースと2つ目のケースで全く違う答えを選んでしまう。
そこには何の違いがあるのでしょうか?


そんな正義にまつわる様々な問題に対して
学生に答えさせながら進める非常にエキサイティングな授業です。
哲学といっても固くるしくて難しいものではなく、ジョークを交えながら
非常に楽しい内容になっています。

哲学と言うよりも人生について学ぶことが出来る
非常の面白い授業です。おすすめです。
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